2007年03月26日

Indianapolis Pacers vs Miami Heat

先日、友人宅で飲んだ時に彼がどこかで買ったらしい「Japan」と書かれたCDをかけてくれました。日本の色々なジャンルの曲を集めたCDのようで、最初は狂言とか演歌とか、よくある日本のステレオタイプ的な古い曲が流れていたのですが、ふと気がつくとどこかで聞いたようなフレーズが。。。「かーかきんきん、かーきんきん」な、なんと昔一世を風靡したあのバイト雑誌の懐かしのCMソングが流れているではありませんか!思わず笑ってしまったので、友人に「これは何て歌っているんだ?」と聞かれたので、火曜日と金曜日に発売される雑誌の宣伝で「Tuesday, Friday」を繰り返して言っているということを説明したら大爆笑してました。CMがあまりに強烈だったので、一時期頭の中でいつまでもリフレインしまくっていたこの曲ですが、まさかインディアナの片田舎で再会するとは。

Sue

さてインディアナにはプロバスケットボールリーグNBAのインディアナポリスペイサーズというチームがあります。先日、$10の格安チケットが手に入ったので、見に行ってきました。場所はインディアナポリスの中心部にあるカンセコフィールドハウス。綺麗な建物で、グッズショップもフードコートも充実していました。カンセコフィールドハウスのすぐ近くにインディアナポリスで最も賑わっている(?)サークルセンターモールがあり、その地下駐車場に車を停めて、会場まで歩いて行きます。

このチームにはつい先日まで18年間チームに在籍したチームの顔レジー・ミラーという選手がいました。ミラーが引退してからはチーム自体の成績はあまり芳しくありませんが、今回はあのシャキール・オニール率いるマイアミ・ヒートが相手ということもあり、やはりインディアナに住んでいる人間として一度は見るべきという気持ちもあって、満を持して見ました。

レジー・ミラーに掛けているのかどうかは分かりませんが、ペイサーズはバドワイザーと並ぶビール「Miller」が全面的にスポンサーとしてサポートしていて、会場では「Miller Lite」と書かれたプラスチックのコップをタダで配っていて、売店で売っているビールは「Miller Lite」のみという念の入れようでした。IUのキャンパスはドライキャンパスで飲酒禁止なので、IUのバスケ観戦ではビールは飲めないのですが、ペイサーズに関しては、心置きなく(?)ビールを楽しむことができました。

さて、お約束の国歌斉唱の後に、試合開始でしたが、やはりシャキール・オニールはデカい。出ている選手ほとんどが2m近くあるのでしょうが、彼は216cmと頭一つ抜け出ていて、ヒートは彼にボールを集めて、そこが攻撃の起点になっていました。

Sue

中央の矢印の選手がオニールです。とりあえず高いボールはほとんど彼が拾ってくれるので、味方にとっては楽なんだろうなーと思ってみていました。が、噂通り、彼はフリースローがほとんど入らず、その他のリバウンドも高い集中力でペイサーズがほとんど拾っていたため、徐々に点差をつけはじめました。終わってみれば、95-70と見事な快勝でした。下馬評ではヒート優位だったようですが、アメリカに来て、これまで見たゲームは全て私が応援しているチームが勝っています。我ながらラッキーです。ちなみに今のペイサーズにも名前違いのオニール、ジャーメイン・オニールがいて、彼が一番人気選手です。ペイサーズは今期リーグ4位と振るいませんが、是非最後まで頑張ってもらいたいものです。

Sue

IUのバスケの試合もそうでしたが、NBAのプロの試合もハーフタイムなど要所要所で観客参加型の飽きさせない工夫を随所にしていて、やはりゲームの盛り上げ方が上手いなあとまたもや感心させられました。今回はゴールの前にトランポリンを置いて、ペイサーズのシンボルキャラクターのネコのダンクシュートショーをやっていました。会場はオールペイサーズファンなので、ゴールが入るごとに会場が割れんばかりの歓声がこだまします。勝ったら会場で花火が上がって、盛り上がりました。TV観戦では体験できない工夫をしているので、会場に足を運びたくなるのですね。

やはりスポーツは最高だ。


posted by ざっく at 09:27| Comment(6) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

カレッジバスケ

アメリカは日本と比べものにならないくらい大学スポーツが盛んです。中でもアメフトと人気を二分するのがバスケットボールで、ここIUではアメフト以上に人気があり、全米の大学でもでもトップ20に入る強豪です。IUが所属するカンファレンスは「Big 10」と呼ばれ、Illinois、Indiana、Iowa、Michigan、Michigan State、Minnesota、Northwestern、Ohio State、Penn State、Purdue、Wisconsinの11大学が所属しています。将来のNBAスタープレイヤーの卵がひしめき合うこのカレッジバスケは、スポーツチャンネルのESPNでも常時生中継しているほどの人気で、学生だけでなく、子供からご老人まで熱烈な応援をしています。日本で言えば高校野球ぐらいの人気です。

特にIUはその昔、カレッジバスケでは知らない人はいないという名(鬼?)監督のボブ・ナイトが監督をしていた黄金時代があり、大学の外にもファンが多いのです。そのため、チケットも高く、今までなかなか足を運ぶ機会が無かったのですが、いつもお世話になっているKidoさんにまたまたお世話になってしまって、対Minnesota戦チケットをゲットすることができました。場所はIU Assembly Hall。会場はIUの応援一色で、私も心行くまで声を出して応援することができました。

College Basketball

アリーナ中央には大きな画面があって、選手のプロフィールや点数、ゲームや会場の様子が逐次流されます。会場の観客もしょっちゅう写って、手を振るなど地元ならではのアットホームな雰囲気でした。

College Basketball

バスケは前後半20分ですが、作戦会議のタイムアウトでしょっちゅう中断して、その間にチアリーディングが踊ったり、アイスクリームを観客に投げるいわゆるおひねりイベントもあったりと、観客を飽きさせない工夫が凝らしてあります。また学生スポーツにもかかわらず、Fedexやアディダスといった大手から地元の企業までスポンサーも効果的に入れていて、スポーツイベントとしての成熟度が日本より一歩も二歩も進んでいることを感じさせます。

College Basketball

さて肝心の試合ですが、噂ではIUのバスケチームは格上にも格下にもギリギリで勝つというジー○ジャパンをほうふつとさせるチームと聞いていたのですが、試合は10点以上差が付く快勝でした。応援した甲斐があったというものです。でも一度2点差まで追いつかれる危うい場面があって、ちょっとだけこの悪い噂が頭を過ぎりました。。。でもバスケは点数も大きいスポーツで、シュートを入れるごとに割れるような歓声が上がるので良いですね。

以前、こちらの
http://zak2006.seesaa.net/article/21180288.html
日記でも、野球のマイナーリーグの試合を観戦した様子を書きましたが、とにかくアメリカのスポーツは観客参加型で、飽きさせないためのあらゆる方法を使って盛り上げているのを常に感じます。極言すると「チケットを買って、スタジアムまで足を運ぶ甲斐がある」ような付加価値を付けるという、非常に合理的かつ成熟した経営をしています。別にマイナーなチームやカレッジバスケのチームにも特筆するようなスター選手はいませんが、盛り上げ方が上手いので、試合に引き込まれて、また足を運びたいという気にさせられるのです。特にバスケとフットボールはカレッジスポーツのドル箱で、この二つの(主にテレビ)収入でIUの他のスポーツの運営も補われています。

楽しかった反面、もうバスケをここで見るのも最後かなという一抹の寂しさも感じました。そろそろ大学でも野球が始まるので、そっちも足を運ぼうかなと考えています。勿論、勉強もちゃんとやってますよ!(←なぜかムキになってる)
posted by ざっく at 14:28| Comment(6) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月05日

栄光の瞬間

ついにインディアナポリスが29-17でスーパーボウルを制しました!我ながら運が良過ぎ。今、試合直後で、インディアナポリスの様子をテレビでやっていますが、歩行者が車の上に乗ったりして大変なことになってます。道路は完全にマヒ状態です。泣いている人もいました。

下馬評で「コルツ優位」は言われていましたが、最初こそ先制を許したものの、その後はじりじりと逆転して突き放す展開で、終わってみればかなり危なげない勝利をもぎ取ってくれました。「肝心なところでダメ」と言われていたQBのマニングもこれで批判を吹き飛ばしたようです。

去年はピッツバーグスティーラーズにあと一歩のところで破れ、車に火をつける騒ぎまで起きましたが、今年は勝ったのでそうならないことを祈りたいものです。実は対戦相手シカゴベアーズのQBはこのブルーミントン出身で、IU学生もシカゴファンが結構いたりします。そんなわけで東西海岸方面の人には申し訳ないのですが、今回は近いチーム同士の入り混じった対決でした。

今日はアメリカ人の友達の家にSPEAの学生がたくさん集まって、パーティーしながら応援しました。ただ一つ前の試合(http://zak2006.seesaa.net/article/31914704.html)と比べると、勝つべくして勝ったという感じなので、皆冷静に見ていました。そういう意味ではやはり一つ前のペイトリオッツとの激戦が事実上の決勝戦だったのかなあという感じです。

先日、インディアナ在住10年以上になる日本人Kさんがコルツに向かって「インディアナに光をーーーーー」と叫んでいたのを思い出します。それだけ今のコルツはインディアナにとって誇りであり、アイデンティティそのものなのだなあとしみじみ感じました。日本にいたときは、ここまで自分の地域のチームを応援するということもありませんでしたが、こちらは良い意味で地域に密着したチーム作りをしているので、日本のプロスポーツチームも学ぶべきことは多いと思います。どの町もアメフトや野球のチームに来てもらいたいと思っているので、コルツもいつインディアナから出て行かれてしまうか分かりません。そういう意味でもチームを経営する人たちも常にお客にとって魅力のあるチームを演出して、スタジアムに客を呼ばなければいけないという良い緊張感のある経営が要求されます。ボンドをどんどん発行して、借金してでもスタジアムをリニューアルして魅力のあるチームを作ろうとして行きます。日本と比べると、スポーツが盛んということをおいても全てがスピード経営でビジネスライクだなあと感じます。

とりあえず明日の新聞は永久保存版になりそうなので、確保しときます。それにしても今回のチャンピオンはインディアナの知名度アップに貢献するところが大きかったなあ。選手・監督に乾杯です。
posted by ざっく at 13:23| Comment(4) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

死闘

昨日はインディアナにとって歴史に残る日でした。アメフトのConference Championships(アメリカンリーグの決勝戦)でインディアナポリスコルツが天敵ニューイングランドペイトリオッツを38-34の激戦の末破り、インディアナにコルツが来てから(その前はボルティモア)初のアメリカンリーグチャンピオンに輝き、インディアナ全体が歓喜に包まれたのです。

この日、またいつものJさんのお宅に集まって、プロジェクタで試合を皆でわいわい観戦しました。Jさん宅にはプロジェクタがあるので、皆で大画面で観戦できます。今日は必勝を期してJさんの奥様Tさんがカツカレーを作るという念の入れようで、皆で食べながら見ました。

試合はコルツが相変わらずのスロースターターっぷりを発揮し、一時3-21という、悲惨な状態になってました。ペイトリオッツは近年何度もプレイオフでボロ負けした抜群に相性に悪いチームです。というわけでハーフタイム時点で既に敗色濃厚だったのですが、相手のミスや審判のミス(?)にも助けられ、追いつき、突き放される展開が続き、ついに終了1分前に逆転するという歴史に残る死闘で勝ちました。QBマニングの土壇場での復調も次の試合へ向けての明るい材料でした。

観戦に集まったのは、このブルーミントンに10年以上住んでいる方も多く、その人たちも初めて見るのスーパーボウル進出ということもさることながら、あまりに劇的な逆転劇っぷりに、最後のタッチダウン時は全員総立ちでハイタッチ状態。

いやー、わずか2年という滞在期間の中で、偶然とは言え、インディアナにこのタイミングにいることができて、しみじみ幸せを感じています。2週間後にはナショナルリーグのチャンピオン、シカゴベアーズとのスーパーボウルでの頂上対決があります。一発勝負ですが、このまま一気に撃破してもらいたいものです。ちなみにスーパーボウルでは毎年ハーフタイムに歌手が何曲か披露します。去年はローリングストーンズ。今年はプリンスだそうです。随分渋い人選だな。。。

TVでインディアナ州内を中継していましたが、試合後はどこもお祭り騒ぎでした。悲しみも喜びも一気に味わった数時間でしたが、皆でそれを共有できるって、スポーツはやはり素晴らしい!
posted by ざっく at 21:28| Comment(7) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

インディアナポリスコルツ

いよいよ春学期がはじまりました。秋学期より数週間長いので、頭の痛いところです。でも先日、ビジネススクールの友人が、「最後の学期なので楽もできるけど、悔いが残らないように卒業単位以上にたくさんの科目を履修した」と聞いて、鼓舞されました。がんばろ。

さて、アメリカに生活していて(勉強以外での)大きなメリットは1年中何らかのスポーツを楽しめることです。アメリカでは野球・アメフト・バスケ・アイスホッケーが「4大スポーツ」と言われています。先日ベッカムがアメリカのサッカーチームLAギャラクシーに移籍することが大きなニュースになりましたが、サッカーはそもそもヨーロッパ移民の人達には人気があるのですが、大多数のアメリカ人から4大スポーツを超える人気を獲得するのはまだまだこれからというところでしょうか。

春・夏はベースボール、秋はアメフト、冬はバスケとアイスホッケーと切れ目無く楽しむことができます。今でこそ日本はサッカーがありますが、小学生のころは野球のペナントレースが終わったら、たまにやる相撲ぐらいしか無かったので、冬は退屈だったことを覚えています。

さて現在はアメフトがプレーオフに入り、チャンピオン決定戦になるスーパーボウルを目指して熱い戦いが繰り広げられています。今年は前年チャンピオンのピッツバーグスティーラーズがプレーオフにも進めず敗退という衝撃がありましたが、他はそれなりに順当なチームが残りました。プレーオフはベースボールと違って、1つの対戦につき、1試合しかありません。運も無論あるのですが、アメフトは選手の総合力や監督の戦略が結果に占めるウェイトが大きいので、それなりに順当なチームがいつも勝ち上がっています。

アメフトはアメリカ以外ではあまり普及していないスポーツなので、一応解説しておくと、アメフトは要は陣取り合戦で、相手を上手く抑えながら、ボールを相手陣内に押し込んで行くスポーツです。両チームがオフェンスとディフェンスを交替で行います。オフェンスは4回のターンの中で一定距離以上ボールを前に進めます(この写真では画面下の◎が目印)。相手に止められたりボールを落とすとそこで中断して、1回のオフェンスが終わり、その場所から2回目のオフェンスが始まります。最終的に相手陣内の最終ラインまでボールを持って行くとタッチダウンになります。ディフェンス側は4回のターン内にボールをその一定距離以上前に進められないようにディフェンスします。その一定距離以上オフェンスが前に進めないとオフェンスとディフェンスが入れ替わります。これを繰り返すわけです。

スクリメージ

試合中はこの写真のようにオフェンス・ディフェンス両方がラグビーのスクラムのような隊列を組んで(スクリメージ)、オフェンス側がボールを隊列の後ろにいるクオーターバック(QB)に渡します。ボールを受けたQBから前線を走る選手にボールがパスされます。時々QBがパスせず自分で走るというフェイントを使うこともあります。とにかく色々策を練って前に進めるわけです。で、QBからのパスが相手にインターセプトされると、そのまま相手ボールになってしまうので、前線の選手はパスカットされないようになるべくフリーになるような動きをしますし、ディフェンス側はどの選手に誰がマークに付くかが重要になります。マークするオフェンス選手がパワーで押すタイプだったら、ディフェンスもパワーで対抗する相手を立てたり、時にはスピードでマーキングできる選手を置いたりと、戦略の幅が非常に高いスポーツです。そんなわけでアメリカに来てから、私もすっかりとりこになってしまいました。

ルールに関してはここが分かりやすいと思います。

http://www.kansai-football.jp/guide/guide.html

で、インディアナにはインディアナポリスコルツ(Indianapolis Colts)というNFLのチームがあるのですが、実はこのコルツは毎年プレーオフの常連になっているほど強いチームで、昨年もあと一歩のところでスーパーボウル進出を逃しているため、今年は期待したいところなのです。アメリカ人以外でインディアナ州で思い浮かべるのはインディ500とこのインディアナポリスコルツというぐらい、かなり貢献してくれているチームなので、IUもコルツファンが多く、ブルーミントンのショップでもコルツグッズのコーナーがあるぐらい、熱を入れて応援しています。コルツのQBペイトン・マニングという選手はNFL屈指の名QBで、CMにも出たり、特に人気があります。

これまでのリーグ戦、プレーオフの結果はここにあります。

http://www.nfl.com/

今週末にDivisional Playoffが行われ、次週はConference Championship(2リーグのチャンピオン決定戦)、その翌週が全米チャンピオンを決めるSuper Bowlが行われます。先は長いのですが、何せ1戦で勝負が決まるので、気が抜けません。何とか勝ち上がってほしいものです。

ところでそんな強い「はず」のコルツなのですが、シーズン後半からの成績がパッとしません。コルツはディフェンスにパワー型ではなく、スピード重視の選手を比較的多く配置しているのですが、その弱点をつかれて、相手チームがパワーでどんどん押すオフェンスを仕掛けていて、それに負けているのです。プレーオフでも同様の戦略を取られた場合、きちんと止められるか、不安が残っています。加えて先週の試合ではQBマニングのシーズン中の針の穴を通すようなパスコントロールが鳴りを潜め、格下チーム相手にひやひやの試合でした。コルツはいつも惜しい所でスーパーボウル出場を逃している、プレーオフが苦手なチームなのです。そんな不安もありますが、あと少しで悲願のスーパーボウルなので、一生懸命応援したいと思います。

アメリカではスポーツを応援する熱気が日本の比ではなく、私もだいぶ感化されました。アメフトは本当に始めてだったので、長く応援できるスポーツとチームが見つかって良かったです。え、勉強しなさいって!?
posted by ざっく at 00:05| Comment(9) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月30日

Dear Hoosiers

Hoosierという言葉は「世間知らずの田舎者」という意味の他にインディアナ州の住民のことを意味しています。そしてインディアナ州は別名「Hoosier State」とも呼ばれます。ただインディアナ州の住民に対する蔑称では全く無くて、素朴で昔ながらのアメリカ人を暗示するものとして、インディアナの人達は自分達がHoosierであることに誇りを持っています。そんなわけで、インディアナ大学のスポーツチームは「Hoosiers」というチーム名なのです。

今週は土曜の晴れた午後に、最も人気のスポーツアメリカンフットボールをIUスタジアムで観戦してきました。アメリカの大学スポーツはフットボールとバスケが人気を二分しています。この二つに関してはあのスポーツチャンネルESPNでもしっかり放送されるのです。普段はチケットが$25もするので高くて行けないのですが、シーズンチケットを持っている人から譲ってもらったり、当日券だと安く買えます。私は友人が3人で$10という破格の値段でゲットしてくれたので、二つ返事で参加しました。この日はIUの卒業生が帰ってくるHome Coming Weekでもあり、ハロウィーンでもあったので、朝からスタジアム周辺は尋常ではない盛り上がり方でした。まずはスタジアムの近くに住んでいるフットボール好きの友人宅に何人か集まってバーベキュー。

花より団子

とりあえず昼からビールと日本酒を空けて既に良い気分。
アメフトとは関係ないですが、その友人宅の庭で「ビアポン」というゲームをやってました。これはテーブルの両方に10個の紙コップをセットして、そこにビールの缶1-2本分ぐらいのビールを少しずつ入れておきます。そして、卓球用のボールを交互に投げ合って、相手のコップに入れます。もし入ったら、相手がそのコップのビールを飲み干してコップを取り除きます。この繰り返しで先に相手のコップを全部取った方が勝ちというもの。だんだん酔いがまわってコントロールが落ちるし、コップが減るので、難しくなります。

ビアポン

スタジアム周辺の広場はバーベキューで大騒ぎでした。ただ実際にフットボール場に足を運ぶ人だけしかいないわけではなく、バーベキューだけが目的の人も多数います。要はバーベキューしたいだけということです。

BBQ!

今日は特別な記念日でもあるので、スタジアムも大入り。試合が始まる前には何と80年代ロックの大御所JOHN MELLENCAMPが駆けつけて「Our Country」という結構新しい曲を歌ってくれました。

ジョン・メレンキャンプ

ここで試聴できます。

http://www.mellencamp.com/

スタジアム皆が「This is our country!」と合唱した時は鳥肌が立ちました。実はこのJOHN MELLENCAMPはブルーミントン出身で、大学のイベントにちょくちょく来てくれるのです。日本ではやや人気は劣りますが、アメリカでは80年代ロックシンガーとしてはスプリングスティーンと人気を二分します。イラク戦争の反戦歌でも話題になった人です。こういう田舎町でカントリーソングの大合唱はかなりしびれました。得したー。

試合の様子

さて肝心のアメフトですが、今日の相手はMichigan State Universityです。私はIUのアメフトチームの試合を見るのも、スタジアムでライブで見るのもこれが初めてなので、どういうチームかさっぱり分からなかったのですが、IUアメフトチームの得意技を一つだけ噂で聞いていました。それは、


ひとり相撲です。


。。。なんて嫌な得意技でしょう。少し心配しながら見ていました。最初のタッチダウンはMichiganに奪われたものの徐々にホームアドバンテージで試合を優勢に運び始めました。特にクオーターバックのKellen Lewisという選手はわずか18歳なのですが、この日はズバズバとキラーパスを配給して、終わってみれば46-21の大勝でした。いやーパスが通ってフォワードが独走した時のスタジアムの盛り上がりっぷりはこちらも釣られて声を出しまくってしまいました。これははまってしまいそうです。

実はIUのアメフトチームはTop10にも入れない、それほど強いチームではないのですが、やはりホームスタジアム独特の盛り上がりと、95%IUサポーターで遠慮無しに応援できる雰囲気が良いです。大学の時、早慶戦とか見に行きましたが、両大学を応援するサポーターの数が拮抗しているので、あまりホームアドバンテージみたいなものがありませんでした。周りの応援の熱の入れようを見ていると本当にアメリカ人は地元を愛しているのだなあとしみじみ伝わってきました。IUのバスケチームはアメフトより強いので、次回は是非そちらを見に行きたいものです。
posted by ざっく at 08:29| Comment(4) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

スポーツの秋

IUキャンパス

妻がニコール・キッドマンとショーン・ペン主演の「The Interpreter」という映画を見ていたのですが、その時にふと、こんなことを聞きました。

妻:ショーン・ペンって確か誰か(芸能人)の息子だった気がしたんだけど。
私:たぶんショーン・コネリーじゃないか?
妻:(そんなわけねーだろ)何でラストネームじゃなくてファーストネームが同じなのよぉぉぉぉぉ。

旦那の威厳20ポイント低下。とっさにしょーもないことを言ってしまった。後が無くなりました(何の?)。

さて今週末はわがインディアナ大学でHOOSIERS OUTRUN CANCERが行われました。

http://www.hoosiersoutruncancer.org/

これは癌患者のサポートをするために、かのローラ・ブッシュ大統領夫人の掛け声で始められた、毎年恒例のチャリティウォーキング&マラソン大会です。参加者は$20を払って、Tシャツなどがもらえるので、それを着て、フットボールスタジアムやキャンパス周辺を歩いたりします。この日は、爽やかな秋晴れとなり、ウォーキングには絶好の天気となり、ものすごい長蛇の列になっていました。

と、ここまで書いていると、私も参加したように思われるかもしれませんが、私は参加しませんでした。いえ、忘れていたわけではないのですが、それとは別に、フットボールスタジアムの近くで同時に行われていた、日本人学校の運動会に参加していました。

運動会の様子

インディアナ大学にはたくさんの日本人生徒・職員とそのご家族がいますが、その子供達のために日本人の皆さんが日本語を教えたり、色々な活動を通じてサポートするという何とも素晴らしい会があるのです。無論、子供達は地元の学校でバリバリ英語環境の学校に通っている子がほとんどですが、それとは別に大人たちがボランティアで日本人としてコミュニケーションとか成長をサポートしているわけです。日本人学生がたくさんいる学校だからこそできることですが、留学しているご家族には子供の教育は本当に深刻な問題です。そんな中、ボランティアでこういったことをやってくれる環境があるということは、本当にありがたいことだと思います。

今回はStudent Recreational Sports Centerの職員で実際に学生の運動プログラムの企画をしている城戸さんが音頭をとって、小さな運動会を開いたわけです。小規模ながらも、内容は盛りだくさん。玉入れ、パン食い競争、リレー、二人三脚、綱引きなど懐かしい種目を一生懸命やっている子供達が非常に可愛かったです。とか言いながら、私もパン食い競争と綱引きに参加しまして、しっかり綱引きで敗北して、挙句の果ては筋肉痛になるという醜態をさらして帰って参りました。

その後は城戸さん宅にお邪魔して、皆さんでチリパーティーをしてきました。チリというのはオハイオ州シンシナティ名物のミートソースの延長のような食べ物です。作り方はここに写真もあって分かりやすいです。

http://www.clapstick.com/columbo/recipe/index.html

クミンを入れるのがコツです。シンシナティではひき肉や玉ねぎや豆を入れますが、テキサスではひき肉だけとか、地方によって特徴があります。それをパスタやホットドッグにかけて食べます。

昨日は友人の家でフットボールを見てきました。アメリカ人の一つ一つのプレイでの一喜一憂ぶりといったら。本当にアメリカ人はアメフトが好きですねー。私も少しずつルールを覚えて面白さが分かり始めました。この国は色々なスポーツが盛んなので、1年中何かしらスポーツのリーグ戦で盛り上がれるのが良い所です。

今日の英語は会話文から

SV - initially, but SV -

「最初−してみたけど、やっぱり変更して−した」といった時に使います。
posted by ざっく at 22:31| Comment(6) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月22日

Akron Aeros

前回ご紹介したソープボックスダービー開催期間中の今週月曜日に、地元アクロン市の野球チームAkron Aerosのゲームを観戦してきました。

http://www.akronaeros.com/

このチームは大リーグクリーブランドインディアンス傘下ダブルA(日本で言うと三軍)のチームです。試合の前に、ダービーに出場する各国の代表がグラウンド内を行進しました。

現在はダービー一色なのですが、実はこのAkron AerosはダブルAのチームとは言え、かなりの人気チームで、ダブルAの中では昨年チャンピオンになっているチームなのです。試合もホームランが2本飛び出し、白熱したゲームでした。この野球場でインターンをしている日本人のIさんと知り合いになりました。この方は日体大ご出身で、スポーツマネジメントの分野での仕事を考えておられ、その一環として野球場で働いているということでした。この日の試合はダービー関係者で一杯で、球場の約半分(5000人ぐらい)の観客が入っていました。私はダービーのお陰でたくさん客が入っていると勘違いしていたのですが、Iさんによると、Aerosの試合は平日はこれぐらい入って、土日は満員(1万人!)になるそうです。Iさん曰く、「下手なパリーグのチームより人気がある(笑)」そうです。この人口20万人程度の小さな都市で、三軍の野球がそれだけの人数を毎試合集めるというのは大変なことと言えるのではないでしょうか?それだけ、アメリカ人が地元志向が強いということも勿論ありますが、クリーブランドから30マイルしか離れておらず、それでも客がインディアンスに流れず、アクロンで試合を見るということはそれなりに理由があると思います。

私なりに日本の野球と比較して気がついた点を挙げてみます。
1.ファールグラウンドが狭い:それこそ3mぐらいしかありません。外野の方に行くほど狭くなります。私は三塁ベース近くの席でしたが、フェンスも取っ払ってあるので、ファールボールが飛んできたり、大迫力です(危ないとも言いますが)。日本ではこれだけ近くで野球を見たことが無いので、極端な話、野球選手がいかに大きいかが初めてよく分かりました(笑)。メジャーの試合だと観客がもっと多いので、これだけ近くでプレーが見れる機会がなかなか無いのかもしれません。それゆえに、この客席とグラウンドの距離の近さは、敢えてこの球場に見に来る大きな要因となっているように感じました。個々の選手のプロフィールなどを知らない私でも、ゲームそのものの迫力にドキドキさせられて、また見に行きたくなりました。リリーフピッチャーの練習場が外野席のすぐ隣にあるので、子供たちがそこまで行って、ピッチャーに声を掛けたり、応援してました。
2.安い:$10でお手軽。
3.試合のテンポが速い:これは聞いていた通りでした。バントとかあまりありません。
4.各種エンターテイメント:始球式に始まり、おひねりを配ったり、ゲームをやったりと、各イニングの合間に色々な見世物をやっていて、客を飽きさせません。アメリカではどの試合でも必ず7回表と裏の間に“Take me out to the ballgame”という歌を合唱します。そういう様々な工夫で、客をゲームにのめり込ませるようにしています。

スター選手もいないのにこれだけ面白いとは意外でした。Aerosはその他にも野球場外で色々、努力をしているそうです。日本のニュースを見ると、「ジャイアンツ戦の視聴率低迷」の話がよく出てきますが、日本の野球が見習うべき点が多々あると感じました。このチームはダブルAにもかかわらず、優良経営なので、福岡ホークスのマネジメントも先日視察に来たそうです。

やはり地元にいかに愛されるチームを作って、試合に足を運んでもらうというのが本当にキーなのですね。Fortune誌の最新号で「Sorry, Jack!」という見出しで、GEの元CEOジャック・ウェルチの経営哲学はもう古いという趣旨の記事が掲載されました。例えば、「もうウェルチが推し進めた規模の経済を追求する時代では無く、ニッチな市場を見つけて、企業としてAgilityを高めてゆくのがこれからの経営だ」といったことが述べられていました。ウェルチの掲げたキーワードのいくつかを取り上げて、それに対する現在の傾向を説明していましたが、その中に「もう時代は(ウェルチの時代のような)株主重視ではなく、顧客重視だ」というものがありました(日本で仕事している方は「何を今更」と思うかも知れませんが、アメリカらしくて笑ってしまいました)。この観点から言うと、地元に愛されるスポーツチームというのは、普通の企業に対しても多くのヒントを持っているのではないかと、すぐ近くで繰り広げられるダイナミックな試合を見ながら思った次第です。
posted by ざっく at 03:00| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

IUKC

Y沢くんが第2戦の戦犯として袋叩きにあってますね。彼は自分はポスト役のFWだと公言しているので、あの場面ではシュートするイメージも覚悟も無かったのでしょう。実績的にも明らかなので、彼自身より、それを知っていて彼を出場させたりあの位置に置いている指導者の方が組織としてやはり責任を問われるべきだと思います。Y沢くんはこの試合でほとんど「唯一の」チャンスを外しただけで、フォーメーションを変えたせいもあってか、チャンスメイクどころか、前半からパスもちぐはぐで、チームとしてまともに機能していなかった気がしたのは私だけでしょうか?個人に責任を押し付ける前に、引き分けでもめっけもんのような試合内容に見えました。ど素人の独り言です。すいません。最後まで応援します。そろそろ日本も景気が良くなってきたので、ジダン級の外国人選手を何人か呼んで、Jリーグ全体のレベルの底上げができませんかね?

さて、インディアナ大学はインディア州各地に8つのキャンパスを持つマンモス校です。私のいるブルーミントン校だけで数万人の学生がいます。それだけの数の学生がいるので、興味も様々で、日本の武道に興味のある人達もいます。空手とか道場があって結構人気なのですが、わずかですが、剣道をやっている人達もいます。IUKC(Indiana University Kendo Club)というクラブが大学にあるので、練習に参加させてもらいました。代表の人は、元々日本人の師範に習った事があるそうで、試合稽古とかはしませんでしたが、打ち方からもかなり上手い人だなーと感じさせる方でした。他に4人いましたが、皆さん初心者らしく、まだ摺り足、基本打ちなど初歩的な段階の人たちでした。

稽古も、初心者が殆どなので、基本打ち主体で、試合稽古などはできないのですが、久しぶりに剣道をやったということもあり、結構感無量なものがありました。一人は韓国人でしたが、他の皆はアメリカ人で、細々とした活動ながらも、こんな遠く離れた田舎の大学で、日本が生んだスポーツに真摯に打ち込んでくれている姿を見ると、何ともホロリとさせられます。殆どが初心者なので、正直私が練習に参加して技術的に得られるものはあまり多くは無いのですが、私が摺り足の仕方とか、構え、体当たりの仕方とかを教えると、真剣に聞いてくれたので、勉強以外にもこんな形ででも、剣道に関する何かを彼らに伝える事ができたら、これはこれで立派な国際交流・相互理解なのではないかと思いました。寿司とか以外にもこんなことで日本の持っているものに興味を持って取り組んでくれているというのは、見たらかなり涙ものです。

私は腰痛持ちで、無理はできないのですが、下手ながらも少しでも役に立ちたいなーという気持ちにさせられたので、これから時々参加してみたいと思っています。代表がしっかりした人で、最初の礼から、黙想とか、全般的な指導もきちんとしているので頼もしいです。

ちなみに「小手」とか「面」とか「黙想」とか、英語でもそのままなのですね。
posted by ざっく at 11:24| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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