2007年08月21日

ブログ復活

お久しぶりです。

日本に戻ってはや3ヶ月が経ちました。まだ次のイギリスには旅立っておりません。何やっているんだか。仕事したり勉強したり、マイペースでやってます。まだ出国には間がありますが、新たなブログをこっそり始めました。まだ旅立ってないのに留学記書くのも何ですが。

http://zak2007.seesaa.net/

今でもブルーミントンを毎日思い出します。人としての生きる豊かさを知った貴重な2年でした。また次の場所でも充実した生活を送りたいと思います。今度の学校は1年の短期決戦ですが、温かく見守ってやってください。
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posted by ざっく at 23:30| Comment(11) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

Epilogue - 最後のご挨拶

グランドサークル巡りの長旅を終え、何とか水戸の実家に辿り着きました。遠足ではありませんが、「家に着くまでが留学」ということで、無事日本に戻ったことを皆様にご報告したということで、1年ほど書いてきたこのインディアナ留学記も今回で最後にしたいと思います。

成田に降り立ったとき、空港で行き交う人々が無口だということや売店の人の対応の丁寧さに若干驚きを感じて、改めて2年という期間の長さを感じました。「周囲に日本語を話す人しかいない」ということにも大きな違和感を感じました。実家では2年ぶりの帰還を温かく迎えてくれましたが、やっぱり魚の美味しさはアメリカでは到底味わえないレベルで、日本の食文化の質の高さを改めて感じた次第です。私の舌もこの2年ですっかり麻痺してしまったんだろうなー(泣)。

私自身にとってはこの留学で勉強して得たものも無論大きいですが、それよりも自分に刺激を与えてくれた人達との出会いの方が後々もずっと残って行くし、重要だと思っています。そして最も大きかったのが、考える時間が与えられたことです。仕事をしていた時は、忙しさのためもあって、じっくり自分の人生やライフプランを考える時間がありませんでした。この2年の留学生活の中で、自分の将来を見つめる時間をじっくり取ることができ、自分の進むべき道を練り上げることができたのは非常に大きかったと思います。語弊を恐れずに言えば、ビジネスの世界とは木のようなもので、公共政策の考え方はいわゆる森のようなもので、お互いに補完関係にあります。どちらが欠けても成り立ちません。私が以前ビジネスに邁進していた時には、自分のビジネスという一つの木を大きくすることばかりに目が行って、マクロの大きな動きや相互作用が見えていませんでした。また総合大学故の友人・知人のバックグラウンドの多様性も、森全体を理解するのに大きな役割を果たしてくれました。森全体の動きが見えて、初めて自分が木としてどういう役割を果たして行くべきかが見えた気がします。そういう意味でも、IUで公共政策を勉強したことは自分にとって本当に良かったと思っています。

さて、少しだけ私の今後のお話をさせて頂きますと、できの悪い私には神様が「今しばらく勉強させなければならん」とでも思われたようで、もうしばらく勉強生活を続けることになりました。夏は日本で過ごして、9月からイギリスにて新しい学校がスタートします。イギリス人はアメリカ人と全くものやビジネスの考え方が違うと聞いていますし、今までの職務経験でもイギリス人と接する機会はあまり無かったので、どのような出会いが待っているか非常に楽しみです。という訳で、来週から9月までしばらく東京にいますので、東京にいる友人の皆様とは旧交を温められる機会があれば幸いです。

今はブルーミントンから遠く離れてしまったという寂しさが日々募っているところです。最後に離れる時まで、多くの人に見送ってもらい、私はつくづく幸せ者だと思いました。別れ際に優しく抱きしめてくれる人達もいて、本当に泣きそうでした。私がこれから数年後、数十年後にどこにいて、どのように生きているかは分かりませんが、この町を自分の心の安らぎとしていつまでも忘れることはないでしょう。お世話になった人達、刺激し合い笑いあった仲間、苦労した勉強、厳しい教授陣、どこまでも広くて青い空、夏の朝に窓から吹き抜ける涼やかな風、小鳥達の大合唱、悠然と食事をする野生動物、燃えるように咲く花と紅葉、かわいいハミングバード、草原一面を覆いつくす蛍の海、果物狩り、オペラやミュージカル、フットボールやバスケの盛上り、クリスマスのイルミネーション、サンクスギビングのターキー、美しいキャンパス、、、全てが自分の宝物です。

また新天地でブログを書くこともあるかも知れませんが、それはまた別の機会に。でも私自身の旅はまだまだ続きます。留学生活の雰囲気を伝えるために今まで書いてきましたが、このブログをきっかけに、少しでもアメリカ留学や公共政策大学院、のどかな町でのスローライフに興味を持って頂いたのなら、これほど嬉しいことはありません。

最後まで読んでくださってありがとうございました。そして、ありがとうインディアナ、ありがとうブルーミントン。
posted by ざっく at 00:17| Comment(11) | 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

卒業旅行(8) - Death Valley, Las Vegas, and ...

グランドサークル巡りの最後を締め括ったのはデスバレー国立公園。ラスベガスから約120マイルほど西に走ったところにあります。Beattyというゲートシティに泊まりました。ここは小さな町ですが、夏はオフシーズンのため、モーテルがどこも安く、PhoneixInnという地元モーテルが税込みで$41で部屋も綺麗でした。

デスバレーは全米で最も低い土地で、最低の所で海抜-60m。そのような特殊な地形ということもあり、冬は他の地域の春のような気候で、大いに賑わうのですが、夏は40℃にも達する過酷な環境に変わります。

卒業旅行

デスバレーのデビルズコーンフィールド(Devils cornfield)で朝日を見ました。この「悪魔のコーン」と呼ばれるArrowweedという植物は冬は塩分が多い湿地になる気候に適応するために、マングローブのように根が地上に出ているそうです。

卒業旅行

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次に向かったのは、バッドウォーター(Bad Water)。ここはデスバレーで唯一水がある所なのですが、塩水のため飲めません。それでもその水の中には無数の虫やカタツムリが生きていることには驚きでした。バッドウォーターからは干上がった塩の道が続いていました。この塩を舐めてみると、結構美味しく、高級塩のような味がしました。

卒業旅行

バッドウォーターの近くにはDevils golf courseという隆起して凸凹になったエリアがあります。これも塩の結晶が作用して作られた特殊な地形です。

卒業旅行

ザブリスキーポイントは黄金色の山を見学できるポイントで、背後の砂漠と併せて、不思議な光景でした。これは昔、黄金色の土が沈殿してできたものだそうです。

卒業旅行

こんな不毛の地帯にも虫や草が生きているのを見ると、改めて生命の力強さを感じさせられます。グランドサークルの他の国立公園とは全く異なる景色で非常に面白いと思います。ただ、とにかく暑いです。。。この季節でも朝の10:00ぐらいまでが見学する限界だと思いました。

最後はラスベガスに戻り、少し観光。この町は砂漠に現れた蜃気楼のような豪華絢爛な町で、その派手さは世界屈指です。イタリアやフランス、エジプトなど世界各国の建造物や彫刻を模したホテルが軒を連ねています。

卒業旅行

卒業旅行

食事はどこのホテルもビュッフェを提供していますが、旅の終わりなので、Paris Las Vegasの$25ビュッフェを試しました。インターネット上のランキングでもトップに上げられているビュッフェだったのですが、期待以上のレベルでした。ここはフランス系のホテルなので、ビュッフェの食事もフランスの様々な料理が並び、普通のアメリカンビュッフェとは一線を画していました。キングクラブ(いわゆるたらば蟹)も食べ放題で、食べまくり。お腹の膨れる穀物・肉には一切手をつけず、蟹と高そうなシーフード、高そうな野菜をひたすら食べ、貧乏性丸出しでした。今まで、アメリカ国内でも何軒か高級レストランに入りましたが、どこも味付けが甘め・大味で満足できませんでした。でもこのビュッフェはデザートまで控えめな甘さでとにかく最高でした。高いですが、絶対におススメです。

このホテルはカジノもあるので、挑戦しました。ルーレットで少し勝って、スロットで敗北。ほとんどプラスマイナスゼロ。生活費用を稼ぐための$100,000荒稼ぎ計画は水泡に帰しました(どうすんだ、これから?)。ルーレットのときに私の隣にいた人が勝ちまくっていましたが、その人は赤・黒とか奇数・偶数とか確率50%だけど倍率の低いところには賭けないで、数字一点買いを「00」も含めて10-15個ぐらい$1ずつ置いて稼いでいました(一点買いの方が倍率が高い)。あと、当たった時はディーラーにまめにチップ($2)を渡してました。なるほど。

最近では単にカジノの町というだけではなく、ホテル毎にイベントやショーを行うエンターテイメントシティとして更なる発展を見せています。あのセリーヌ・ディオンもCeasars Palaceで歌っていますが、今年がファイナルシーズンだそうです。最高級ホテルの一つ、ベラッジオの前では30分毎に噴水ショーをやっています。

卒業旅行

エルトン・ジョンの「Your song」に合わせて、綺麗な噴水ショーでした。何と言ったら良いか、「アメリカともしばらくお別れなんだなあ」とやはりしみじみ思わざるを得ませんでした。

ところで、デスバレーからラスベガスに戻る時にちょっとしたアクシデントが。それはラスベガスまであと80マイルぐらいの砂漠の荒野を妻が運転していた時のことでした。突然、車が制御不能になり、已む無く路肩に乗り上げました。見ると、何と右後のタイヤが横からバックリ裂けているではありませんか。もう空気も完全に抜けているので、これ以上走れません。仕方なく、トランクからスペアタイヤを取り出そうとしていましたが、ラスベガスまで通常なら1時間強で着く距離なので、タイミング悪く車にほとんど水を積んでいませんでした。携帯電話も圏外。砂漠での消耗は激しいので、水無しで長時間外にいることはできません。またスペアタイヤは通常のタイヤより小さいので、傾いた車体で果たしてラスベガスまで辿り着けるのか、タイヤ屋を見つけることができるのか、持ってきた水がそれまで持つのか、とても不安でした。そんな不安を抱いて、ジャッキを使って車を持ち上げ始めたその時に、大きなトラックが前方の路肩に停まって、クリント・イーストウッドにも似た昔はさぞやイケメンだったのだろうおっさんが近付いてきて「need help?」と声を掛けてくれました。私が助けを求めると、私に代わって非常に馴れた感じであっという間にタイヤ交換をしてくれました。彼は民間のドライバーではなく、私たちのように路上でのトラブルで困った人達を助けるためにパトロールをしているのだそうです。何でもネバダ州は砂漠が広がる特殊な環境なので、彼のような人達が州内の道路を巡回しているとか。トラブルに合って早々に、そんなヘルプの人が通りがかるなんて、ラッキー過ぎます。その方は一番近い町のタイヤ屋も親切に教えてくれました。その方、もう老境に差し掛かっていますが、ジーンズにカウボーイブーツ、ベルトのバックルは楕円のカッコいいのをしていて、カウボーイのように見えたので、冗談まじりにその話をした所、昔本当にカウボーイだったそうです。

「もう孫が5人いるので、引退するべきだけど、女房もガマンしてくれているし、好きでこの仕事をやっている。」

お礼を少し渡そうとしたら「これは仕事だ。チップはいらん。」

しびれるぜーーーー。カッコよ過ぎるよ、おっさん。あんた真のカウボーイだ(わけ分からん)。幸い、一番近い町にはウォルマートがあったので、安くタイヤ交換をしてもらいました(ウォルマートはタイヤも交換費用も安い)。本当は車をレンタルした時に保険を掛けていなかったのですが、タイヤが最初からかなりworn outしていたので、レンタカー会社に掛け合ったところ、タイヤ修理にかかった費用をキャッシュバックしてくれました。ありがたや。とんだトラブルでしたが、改めてアメリカ人を好きになりました。他にもモーテルの人とか、公園であった人とかに情報をもらうために色々質問をしたのですが、アメリカ人はおしゃべりだということもあってか、質問に対する答だけではなく、口コミの貴重な追加情報とか積極的に教えてくれるんですよね。アメリカに留学して社会や人の良い点・悪い点が色々見えてきましたが、日本にも良い点・悪い点があります。どちらか一方が正しいというわけでは全くありません。この旅行では、ただ景色を楽しむだけでなく、様々な人達との一期一会を通じて、改めてアメリカ(人)の懐の深さを知ることができました。

余談ですが、レンタカーでipodの音楽を聴く為にラジオに音を飛ばすFM transmitterをウォルマートで買って持って行きましたが、これが大活躍でした。ラジオさえ付いていれば車種を問わず好きな音楽が聴けるので、レンタカーでの旅行にはこれからもかなり重宝しそうです。CDは荷物になるので、助かるなー。

最後の夜はラスベガスで何か会議らしきイベントがあったそうで、どこのホテルも軒並み2倍以上に宿泊料を吊り上げていましたので、usahostels.comで予約してホステルに滞在しました。といってもドミトリーではなく、ホステルでもシングルルームを提供しているので、そこに一泊。ホステルやキャンプサイトはシーズン料金が無いので、こういう時に助かります。

卒業旅行

最後の朝はすっきりした青空と、ホステルに咲いている白い花に送られてラスベガスを後にしました。生きる力をもらった、そんな旅行でした。

posted by ざっく at 07:24| Comment(4) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

卒業旅行(7) - 砂漠に咲く命

グランドサークルの国立公園群は乾燥地帯にあり、水どころか土がほとんど砂のところもありました。そんな厳しい気候でも様々な命が生きています。今回はそこで見つけた花や動物の写真をお届け。

卒業旅行

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矢印はザイオンで泊まったモーテルの軒先に巣を作っていたHumming Bird(ハチドリ)です。ブルーミントンでは夏の風物詩でしたが、こんなところで再会できるとは大感激でした。スズメの半分ほどしかない体に、花の蜜を吸うための長いくちばしと円いつぶらな瞳で一度見たらすっかりはまってしまいます。部屋から双眼鏡で観察してました。どうやら巣に雛がいるようで、たまに出かけて帰ってきては蜜をあげているらしい瞬間を写真で捉えました。

卒業旅行

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痩せた土地なので、花や動物も小型ですが、それだけに命の力強さ、尊さを感じさせます。人と違って、お金や欲望に惑わされることもなく、今ここにある世界で皆一生懸命生きています。

つづく。
posted by ざっく at 07:01| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

卒業旅行(6) - Zion National Park

ザイオン国立公園はブライスキャニオンから2時間程度のアクセスの良いところにあり、この二つの国立公園をセットで見る観光客も多いところです。ザイオンは日本にもあるような渓谷を遥かに巨大にしたようなところです。

卒業旅行

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下はWeeping Rockという、滝になっている名所の写真。

卒業旅行

この公園もトレイルが整備されているので、色々なハイキングを楽しめます。また野生生物の宝庫でもあり、少数ですがピューマも生息しているとか。川には無数の魚や、赤・青・黒など色鮮やかなトンボが飛んでいました。

卒業旅行

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下の写真は木に登っているヘビです。道端を歩いていたら、親切な人が教えてくれましたが、それが無かったら全く気がつかなかったところでした。このヘビはその木の上にある鳥の巣を狙っていました。親鳥が盛んに威嚇する鳴き声を上げていましたが、無事だったのでしょうか。。。自然のドラマを見るようでした。

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宿泊は公園から10マイルほどのところにあるMt. Carmel JunctionのGolden Hills Motelに泊まりました。ここフランチャイズではない地元のモーテルですが、付属のレストランも安くて大変美味しくて満足でした。古そうに見えますが、インターネットなどもできるので、おススメです。この地域にはこのモーテルと某Best○esternしかないのですが、最初にBest○esternに行ったら、「部屋は一つだけ空いています。」と言われました。あれ?同じようなセリフをアーチーズに言った時、同じホテルの受付に言われたような。。。一見客へのセリフをマニュアル化でもしているのかいな?やっぱり地元のモーテルにWalkinで行った方が、安くて良心的だと感じた次第です。

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つづく。
posted by ざっく at 07:26| Comment(4) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

卒業旅行(5) - Bryce Canyon National Park

ブライスキャニオン国立公園はキャピトルリーフ国立公園からScenicWayにもなっているStateHighway12を西に3時間ほど走った所にあります。この国立公園はあまり日本では知られていませんが、行った人は皆口を揃えて「期待していなかったけど、良かった」と言っていました。そんなわけで、私も足を運びましたが、その皆様と同じように期待を「良い意味で」裏切られた素晴らしい国立公園でした。

この国立公園の特徴は何と言っても、石灰岩が長い時間をかけて侵食されたことによってできた石の尖塔群にあります。下の写真のように無数の石の尖塔が立ち並んでいて、それを山の上の展望台から色々な角度で眺めます。

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近くで見るとこんな感じで、浸食作用でできたことがよく分かります。

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この国立公園もサンセットとサンライズの名所として知られ、サンセットを見ました。ここには「Sunrise point」と「Sunset point」というそのまんまの名前の展望台があるのですが、そこは混んでいるので、Inspiration pointでサンセットを見ました。山が少しずつ赤に染まって行って大変に綺麗でした。

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サンライズはBrayce pointで見ました。ここは360°パノラマで尖塔を見ることができる展望台で、そこから見える日の出は正に圧巻。眺望が素晴らしいので、やはり早い時間にも関わらず、大混雑でした。

卒業旅行

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上からの眺望も素晴らしいこのブライスキャニオンですが、本当の素晴らしさはこの尖塔群を谷底に降りて、上から見上げられるところにあります。谷底に降りるためのトレイルが沢山整備されていて、Peekaboo trailというトレイルが最も美しい散策道として知られています。Sunset pointからスタートして往復約3時間のトレイルです。谷底から見た風景をいくつか載せます。

卒業旅行

卒業旅行

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この公園内のキャンプグラウンドはシャワー、トイレなど設備も整っていて、$10で泊まれます。野生動物も多く、絶滅危惧種のユタプレイリードッグもキャンプグラウンドの近くに巣を作っていました。このキャンプグラウンドは予約はできませんが、人気なので、私が夕方4時ぐらいに行った時は、ほとんど満杯で、かろうじて場所を確保できました。キャンプする方は早めに行った方が良いと思います。また全米で最も空気が澄んでいる所として知られ、夜は満点の星空でした。良い意味で期待外れの素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた国立公園で、モニュメントバレーとアーチーズに匹敵する位、お気に入りになりました。ラスベガスからのアクセスも悪くないので、ザイオンとセットで行くと良いと思います。

つづく。
posted by ざっく at 07:16| Comment(2) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

卒業旅行(4) - Canyonlands and Capitol Reef National Park

キャニオンランズ国立公園はアーチーズ国立公園から30マイルほど北上したところにあります。グランドキャニオンのような渓谷美で知られているところですが、グランドキャニオンより規模が小さいので、観光もしやすいところです。

また日の出の名所として知られ、他の国立公園に行く通り道にあるので、アーチーズで夕日を見て、キャニオンランズで朝日を見るというのが観光の仕方としておススメです。かく言う私も日の出を拝みに行ってきました。

日の出が有名なのはMesa Archと呼ばれるアーチがある場所です。朝の6時前後に到着した時には既に無数のカメラマンが日の出を待ち構えていて、アーチ付近は大混雑でした。でもアーチ越しに見える峡谷の風景は非常に幻想的なものでした。

卒業旅行

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公園内の道路は一本道で周辺にも色々なビューポイントがあり、渓谷の雰囲気を楽しむことができます。

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その道の終点にあるのがIsland in the sky天空の島と呼ばれるエリアと展望台です。

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ここでは峡谷の美しさと地球の広さを山の上から一望でき、まさに天空の島と呼ぶにふさわしいものでした。

実はこのキャニオンランズはオフロードカーのメッカとして世界中のオフロードドライバーの憧れの地でもあります。このIsland in the skyから見ると、峡谷の近くにオフロードカー用の道が見えました。説明によるとこの道は、峡谷近くをオフロードカーで2日間約100マイル走破するコースだとか。めちゃめちゃ楽しそうです。次回はそんな楽しみ方に挑戦してみるのも良いかも。

その後、次の目的地ブライスキャニオン国立公園に行く通り道にあったのが、キャピトルリーフ国立公園です。上述のキャニオンランズからは車で約3時間ほどの所にあります。この国立公園は川が作り上げた峡谷の間を縫ってドライブを楽しめる国立公園で、この公園内とその周辺はscenic wayとしてドライブしていて楽しい光景が広がっています。下の写真はキャピトルリーフの中のNavajo Domeと呼ばれる石のドームです。

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以下の写真はキャピトルリーフを後にしてから辿ったState Highway 12の途中に広がっていた風景です。キャピトルリーフとブライスキャニオンの間には道路沿いに雄大な風景が広がっていました。

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つづく。
posted by ざっく at 21:53| Comment(2) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

卒業旅行(3) - Arches National Park

アーチーズ国立公園はモニュメントバレーからUS-191を3時間ほど北上したところにあります。Moabという町がゲートシティになっていて、町にはいたるところにモーテルが並んでいますが、現在はオンシーズンのためどこも割高でした。某Best○esternでは「1つだけ部屋が空いています。$160+taxです」と言われた。うーん、ウソっぽい。というわけでこの日もキャンプ。アーチーズから2マイル程度と非常にアクセスも良いSlickrock Campground(www.moab-utah.com/slickrock/campground.html)にしました。オンシーズンにも関わらず、$19でトイレ、ランドリー、シャワー、ホットバス(いわゆるジャグジー)などが利用できて、AAAの割引も使えるので非常に便利でした。

アーチーズ国立公園は名前のごとく数多くの石のアーチが存在する国立公園として、アクセスの悪さにも関わらず非常に人気の高い場所で、大変に混雑します。ここはテーブルマウンテンのような場所になっていて、公園のゲートからしばらく山道を登って行くと、その上に別天地のような石の芸術品の世界が広がっています。

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石のアーチは雨、風、霜、太陽熱などの総合作用で作られていますが、これほど多数のアーチが見られるところはこの場所だけです。

ゲートから30分ほど車を走らせると、巨大なBalanced Rockが姿を見せます。自然の浸食作用でできた奇跡のような石ですが、長い年月が経つと崩れてしまう可能性があります。でもそれを今、ここで見ることができるのはやはり感動的です。

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Balanced Rockの近くにはWindows Sectionと呼ばれる岩に窓のような穴の開いた光景が広がります。下の写真はNorth Window。

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下の写真はDouble Archと呼ばれる、二つ連なったアーチです。

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アーチーズの一番奥まで行くとDevils Gardenと呼ばれる散策道があり、いくつかのアーチをみることができます。最も有名なのが、Landscape Archというアーチです。

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このアーチは付近で何度も崩落が起きていて、いつ無くなってもおかしくないものですが、その巨大さと繊細さに心を奪われます。

さて、このアーチーズで最も有名で、ユタ州のシンボルともなっているのがデリケートアーチです。このアーチは1時間ほどかかる山道を登って行かないと見ることができないのですが、サンセットの名所として夕方には多くのカメラマンや観光客が訪れます。

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さてこの日は日の入り後に天気が悪く、強風のため、サンセットを見ることができませんでしたが、この芸術的なアーチは見る者に深い感動を与えてくれます。この周辺は乾燥地帯のため、曇ったり雨が降ること自体がかなり珍しいのですが、これも動植物にとっては貴重な恵みの雨ということで、こんな不運な時があっても良いのかもしれないと自分に少し言い聞かせながらその日は暮れて行きました。

でも夜には綺麗に晴れて、また満点の星空をみることができました。
つづく。
posted by ざっく at 21:48| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

卒業旅行(2) - Monument Valley

アリゾナ州は荒涼とした風景が続く道路が多いですが、日本では見られない風景を楽しむことができます。

卒業旅行

モニュメントバレーはセドナから約4時間ほど北上した、アリゾナ州とユタ州の境界にあります。ジョン・フォード監督の映画や、コーヒーのCMなど、数え切れない程登場するアメリカを代表する原風景の一つとして、国立公園ではありませんが、グランドサークル巡りでは必ず制覇しておきたいところです。

卒業旅行

風によって浸食された巨大な岩が様々な形を作っています。今回はツアーに参加しましたが、前回ここに来たときと比べても、ツアー代金や、園内への入場料がかなり上がっていました。アメリカのインフレは本当に凄いものがあり、こんなところにも影を落としていると感じさせます。ただ、自分の車で園内に入る場合は$5で入れるので、だいぶ安く見ることができますが、道は舗装されていないので、4DW車などを調達したいところです。

園内の風景に関しては、私がとやかく語っても仕方が無いので、写真でその片鱗を見て頂きたいと思います。まさに西部劇そのものの風景です。

Three sisters

John Ford point

Ear of the wind

Totem pole

North window

夕焼けの岩の風景はとても美しいものでした。

卒業旅行

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ここのキャンプグラウンドはシャワー、トイレなど設備も整っていて、バレーの岩も見ることができる絶好のロケーションにあります。

卒業旅行

翌朝、一路北を目指しましたが、終わりまで壮大な風景を見せてくれました。ユタ州側の風景は下のように、バレーに向かって一直線に道路が延びています。

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また何年か経ったら、来たくなるんだろうなと思いつつ、バレーを後にしたのでした。

つづく。
posted by ざっく at 13:55| Comment(7) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

卒業旅行(1) - Grand Canyon, Sedona

アメリカ留学の最後を締め括るべく、卒業旅行でグランドサークル巡りをすることにしました。グランドサークルとはアリゾナ州、ユタ州、コロラド州などに広がる多数の国立公園が、大きな円を描くように存在することから名付けられています。私は2001年に一度、来たことがありますが、妻が見たことが無いし、私自身も非常に好きな場所なので、卒業旅行に選びました。

インディアナポリスからデンバーを経由してラスベガスへ飛行機で約4時間程。アメリカで最後のキャンプをすべく、テントや寝袋を真空パックに縮めて無理やり段ボールに押し込んで、機内預け荷物として持って行きました。ラスベガスでは空港のすぐそばにある建物に、レンタカー業者が全て集められていて、好きな業者に配車を頼むことができます。昔グランドサークル巡りをした時は、英語に不慣れだったこともあってか、日本に代理店がある高い業者にレンタカーの手配を頼んでいましたが、今ではインターネットでほとんどの業者のレンタカーを簡単に予約できて非常に便利です。ブルーミントンにあるレンタカー業者ではBudgetが最も安かったので、この会社で今回もレンタカーを予約したのですが、セダンタイプの車のつもりで予約したところ、ハッチバックの車を割り当てられることが分かり、「話が違う」と旅行開始早々、受付と口論するざっく夫妻。結局、この業者はキャンセルし、payless.comというレンタカー屋でリーズナブルな値段で借りれたので、そこを使うことにしました。でもラスベガスでは税金や諸経費が余計に付いてくるので、結局レンタカーの基本料金の1.5倍ぐらいかかってしまうのが痛いところです。

さて、ラスベガスからI-40を西に向かうと、ところどころに「Historic Way Route 66」の表示が出てきます。そう、かつてシカゴとロスアンゼルスを結んでいたかの有名なルート66の名残がいまでも残っているのです。先日、イリノイ州シカゴ近辺のルート66は走ったことがあるのですが、残念ながらあまり昔の趣がありませんでした。しかしカリフォルニアやネバダ、アリゾナには昔の雰囲気を保って観光資源にしているところがいくつか存在します。カリフォルニアのNewberry Springs近辺のルート66には2001年に行きましたが、映画のタイトルにもなったあのバグダッドカフェがあることで有名です。今回はアリゾナ州、Seligman近辺のルート66を走りました。この辺りは、昔の面影を残した「いかにも」な感じの建物を残しています。

卒業旅行

ここから更に東に2時間ほどのところにGrand Canyonグランドキャニオンがあります。この峡谷はあまりに大き過ぎるので、一度に全てを見ることができません。何箇所かポイントがあって、色々な角度から谷をみることになります。今回は最もポピュラーなMathor point

卒業旅行

の他に、 Grand View Point,

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Lipan point,

卒業旅行

Desert view pointなどを見ました。

卒業旅行

個人的にはLipan pointがコロラド川もよく見えて、好きな風景でした。グランドキャニオン全体で見ると、確かにすごい峡谷ではあるのですが、何分にも大き過ぎるので、結構飽きが来ます。峡谷の下まで降りた友人が言うには、下までトレッキングしないと良さが分からないそうなので、そういうこともじっくり体験しないと、実感が湧かないのかもしれません。でも初めて訪れた妻は十分に驚嘆していたようでした。

次に向かったのは、アメリカ人から観光地人気ナンバーワンに選ばれた、先住民の聖地セドナです。グランドキャニオンからはUS-89を南下して約3時間ほどのところにあります。この場所は大地のエネルギー、ボルテックスが湧き出す場所と言われ、それによって癒される感覚を感じる人も多いとか。今回は時間の都合もあったので、セドナで最も代表的な風景が見られるレッドロッククロッシングのサンセットを見てきました。モニュメントバレーにも似た岩はセドナに関する多くの写真で登場し、ボルテックスが流れ込む場所として知られています。

卒業旅行

背後の岩は聖なる岩カセドラルロックです。この岩から、強いエネルギーを吸収(したつもり)してきました。誰だ私は。セドナは人気のリゾート地として、様々なショップが並ぶ通りや、別荘が立ち並んでいます。リゾート地ならではのゆっくりした時間の流れを感じます。私はセドナ郊外の森林でキャンプしましたが、夜はインディアナで見たことがないぐらいの満天の星空でした。こんなリゾート地でのんびり過ごせば、ボルテックスなるものが本当に存在するかどうかに関わらず、深く癒されるのでしょうね。

つづく。
posted by ざっく at 13:48| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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